英語の教科書 新旧比較

こんにちは、茅ヶ崎で生まれ育った個別指導の学習塾「神奈研MANABIYA」の桑原です。

今年のゴールデンウィークは久々に各地の賑わいが伝えられました。

毎年GWを過ぎると、小・中学校の学習進度もペースが上がっていき、学校も本格始動となります。

そして中学生は間もなく前期の中間テスト - 学年最初の大きなテスト - です。

特に生活全般がガラリと変わった中1は、のんびり構えていると大変です。

特に問題なのは英語ですね。

「最初のテストは90点以上であたりまえ」などというのは昔の話です。

2年前の教科書改訂で激変しました。新旧の教科書を比べてみます。

●教科書(旧):3年前まで使用

●教科書(新):現在使用

どちらも一番最初(Unit1)の本文です。みんなに自己紹介する場面設定は同じです。

旧教科書では基本文(ここで習う大切な文)は《I’m~「私は~です」》です。

Call me のような命令文は後日習います。挨拶も含め、ここでは発話重視の添え物です。

新教科書ではQRコードがついたところが画期的です。スマホやタブレットで音声を聞くことができます。

基本文は《I’m~「私は~です」》と《I like~「私は~が好きです」》つまりbe動詞と一般動詞を同時に習います。

ですので命令文以外はしっかり覚えるべき文なのです。

そして案外手強いのが右下の” number ” と ” color ” です。

導かれているp153を見ると

ここにリンクします。数字は当然もっとたくさんあります(--;

この時点でスペルを全て覚えるべきかは別として、既習事項(習いました)となります。

そしてUnit3(全Unit11)まで進むと旧教科書では次のようになります。

新教科書の一番最初のページとほぼ同じ内容です。

ちなみに新教科書だと同じページのところまでで what, who, how, where, when の疑問詞が出揃います。

文章の量も上の30語に対して新教科書では約2倍の58語になります。通常6月くらいにやる内容です。

何故こうなったかと言えば、英語が小学校で正式に科目となったからです。

ですので小学校の教科書の内容がしっかり頭に入っていれば問題はないのです。

が、私の知る限りそうでない中1生が大変多い。

というわけで、本日は数学と併せて英語のプレテストをする予定です。

生徒によっては「なに!?この点数↓↓」という自己認識が出発点になるのです。

現状があって対策があります。どうか早めの対応を!

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